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「廃用症候群」ってご存知ですか?
廃用症候群は、長期臥床または安静による2次的障害なんです。
いわゆる寝たきり状態が長くなると、いろいろな症状が出てきてしまうということなんですよね。
具体的には
骨格筋の萎縮
簡単に言えば筋力低下ですね。
関節拘縮
筋肉が硬くなり、関節の可動域が制限されてしまうことです。
骨粗鬆症
みなさんもよくご存知ですよね。骨がスカスカになってきて、骨折しやすくなってしまうんですよ。
尿路結石
骨粗鬆症とともに尿路結石が起こりやすくなります。
循環障害
血液循環が悪くなりますよね。
褥瘡
いわゆる床ずれですね。長時間床にあたっている部分の皮膚が圧迫により、傷み、剥けたり、潰瘍になったりします。
括約筋障害
失禁、頻尿、便秘など。
心理的荒廃
意欲の低下、不眠、感情失禁、高齢者では認知症状を示すこともあります。
このように、いろいろな症状が出てしまうのですが、
関節拘縮がある場合、訪問リハビリマッサージの適応になります。
寝たきりで、関節の動きが悪い場合、関節拘縮があると考えられます。
脳血管障害(脳卒中)の後遺症やパーキンソン病などが特にない方でも、
長期臥床による廃用症候群は訪問リハビリマッサージの対象になりますので、ご相談ください。